« 最後までのほほん~ラムネ最終回 | トップページ | ぱにぽにだっしゅ 最終回「一寸先は闇」 »

魔法少女リリカルなのはA’s 最終回「スタンバイ・レディ」

ぱちぱちぱちぱち!

気持ちのいい最終回でした。『魔法少女リリカルなのはA’s
最後にメインタイトルで終わった後は、つい拍手したくなりました。

 リインフォースとの別れ

”はやて”の力で悪質な防御プログラムとは分離できたものの、歪められたアーキテクチャの修復は不可能と悟ったリインフォースは、自らの消滅の助力を”なのは”とフェイトに頼みます。

それは、主である”はやて”を守るため。このままでは、再びプログラムが暴走して主である”はやて”を再び侵食してしまうから。
そして、”はやて”と繋がるみんなを、”はやて”が生きる、この世界を守るため。

静かに降る雪の中、哀しみを堪えてリインフォースを送ろうとする”なのは”とフェイト。見つめるヴォルケンリッターの騎士たち。
穏やかに、その時を待つリインフォースでしたが、防御プログラムとの戦いの後、眠り続けていた”はやて”が胸騒ぎに目を覚まし、動かない足のまま車イスでリインフォースの許へ現れます。

涙ながらにリインフォースを必死に止めようとする”はやて”。
それは、リインフォースを守りたい”はやて”の想い。
なんで・・・?
これから・・これから、うぅんと幸せにしたげなあかんのに。

穏やかな微笑みを湛え、”はやて”を諭すリインフォース。
それは、”はやて”を守りたいリインフォースの想い。
大丈夫です。
わたしはもう、世界で一番、幸福な魔導書ですから。
(このフレーズに、涙腺ぶわっときましたよ)

そして、同胞であるヴォルケンリッターたちを”はやて”に残し、光となって静かに天に還るリインフォース。
リインフォースが消えた空からは、小さな一つのアミュレット(と言っていーのかな?)が降ってきます。
それは、リインフォースが言った、自分が消えた後に残る「小さく無力な欠片」。
欠片を手に受け止めた”はやて”は、リインフォースを抱くように、自分の胸に抱きしめ続けます。

 それぞれの明日

リインフォースを見送った後、それぞれの家への帰りすがら、フェイトは”なのは”に自分は執務官を目指そうと思うと告げます。
それは、リインフォースや自分の母親のような悲しい事を少しでも止めたいから。

”なのは”は、はっきりとは決めてないけど、自分の魔法をちゃんと使いたいと告げます。
それは、みんなのために自分の力を正しく使うこと。使うために強くなること。

・・・二人とも、しっかり考えてます。
そこに、首輪をつけた子(犬モード)アルフを引いたユーノくんが迎えにきます。
(子アルフ、かわいーぞ ^^)
ユーノくんは、誘われている無限書庫の司書をやろうかと考えている事を”なのは”に話します。

翌日、病院にお見舞いに来た”なのは”とフェイトに、”はやて”はヴォルケンリッター達とともに、管理局業務に従事する事を告げます。
それは、クロノくんの計らいによる、みんなが一緒にいられる方法。
そして、”はやて”の胸には、リインフォースの欠片が。

軽やかなBGMとともに、これからに向けた、みんなの考えがそれぞれ描かれ、そして、”なのは”が友達のアリサと”すずか”、自分の家族に、これまでの事を全て話すシーンを見せながら、物語は一旦幕を引きます。
(子アルフがザフィールに子犬モードは燃費が良くて快適だと勧めるのには笑ってしまいましたが)

・・・そして6年後。

(更にエピローグはあると思ってたけど、ここまで飛ぶとは少し意表を突かれました)

すっかり成長した、”なのは”、フェイト、”はやて”の姿。
そして、みんなの6年後の姿(ザフィールはしっかり子犬モードしてました ^^)を、EDの曲をバックにして描きながら、最後は3人が自分達のパートナー
  なのは・・・レイジング・ハート
  フェイト・・・バルディッシュ
  はやて・・・リインフォース

を、高く掲げた、どこまでも続く青い空にメインタイトルが出て完結です。

やはり名作です。
劇中は、つらい運命も、悲しい事もあるけど、全て見終わった後は、心が優しく癒されます。
前作もそうですが、メインの決着はラス前の#12話で終わらせて、最終回は各キャラの、その後(明日へ続く姿)を丁寧に描いてくれます。
これくらい、脚本、演出、構成をやってくれたら、たいがい満足です。
シリーズ構成は王道(スタンダード)っちゃー、王道の一つですけど、王道が決して悪いとか、つまらないとかいうわけではなくて、要は見せようですね。
世界観やキャラ配置の設定は舞台であって、その中でのキャラの想いやドラマを、いかに心情を込めて感じさせてくれるかです。

リインフォースに再び魂を宿す(小さな少女の姿をしています)のも、罪を犯した人間が贖罪として赦された後、赤ん坊の頃から人生をやり直すというパターンに近いものがありますが、それまでにドラマや感情をしっかり描いてくれてるから、すんなり納得し、感動できるのです。
リインフォースは劇中では「祝福の風」と表されてますが、英単語で近いものであろう「re・in・force」は、強めるとか、補強するとかいう意味なのですね。
自分としては、「再び生まれいづる力(魂)」と意訳したいですが。

惜しむくはTVシリーズなので、途中、画が荒れるのが致し方ないところですが、これがOVAなみの作画であったら、間違いなくTOPクラスの作品です。
でも、このENDだったら、もう続編はないようですね。
さすがに、6年後の話をやるわけにはいかないだろーし、6年後の姿を見せたら、その前の話なんて今更ですし。
それでも、やったら○崎みたいになっちゃうな・・・。(^^;

|

« 最後までのほほん~ラムネ最終回 | トップページ | ぱにぽにだっしゅ 最終回「一寸先は闇」 »

「アニメ・コミック」カテゴリの記事

「アニメ最終回」カテゴリの記事

「アニメ:魔法少女リリカルなのはA's」カテゴリの記事

コメント

PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコヒョードルは、プロのイラストレーター並に絵がうまいんですが、先日紙のプロレスなる雑誌を見ていたら、ヒョードルと編集者が、その絵について対談してました。で、編集者が「日本を代表するキャラクターの資料」としてヒョードルの前に漫画や絵本を並べて、ヒョードルがそれを見ている写真が載ってたんですが、なんと写真の端っこ(ヒョードルの左腕の近く)にリリカルなのはA'sの漫画版が裏返しになって置いてありました!!まさかドラえもんやポケモンと肩を並べるほど認められてるとは・・・感激です!!

投稿: 通りすがりの空手家 | 2006年4月 1日 (土) 10時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143887/7884927

この記事へのトラックバック一覧です: 魔法少女リリカルなのはA’s 最終回「スタンバイ・レディ」:

» 魔法少女リリカルなのはA’s #13(最終回) [パズライズ日記]
それは、小さな奇蹟でした 祈りは、遙か空の彼方 涙は、虹になって、光に変わって 長い夜は、終わりを告げて 旅立つときのさよならは 終わりじゃなくて、始まりの言葉 はやてを休ませているアースラにて、破損は致命的な部分にまでいたっていると言うリイ....... [続きを読む]

受信: 2005年12月31日 (土) 15時34分

» 感想:魔法少女リリカルなのはA's #13 『スタンバイ・レディ』 [ダメオタRの徒然雑記]
こうして、一つの物語は終幕を迎える。でもそれは、終わりではなく次の始まり。この世界、そしてこの世界ではない別の世界、たくさんの人達が暮らすたくさんの世界は、今日も明日も、止まる事なく、終わることなく、新たな始まりを繰り返して、続いていく── [続きを読む]

受信: 2006年1月 3日 (火) 02時46分

« 最後までのほほん~ラムネ最終回 | トップページ | ぱにぽにだっしゅ 最終回「一寸先は闇」 »