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よみがえる空 #1「初めての仕事」

うーむ、前情報で予想してたとおり、航空自衛隊のレスキュー部隊で繰り広げられる人間ドラマは渋いっ!

って、まだ、そこまで、お話は行ってませんが。(笑)
等身大のキャラ設定、等身大の舞台、等身大の人間関係と、#1話を見せられた感じでは、充分、期待はできます。
岡山出身で、小牧で訓練して、小松勤務の主人公ってのが、また何とも。

監督:桜美かつし、シリーズ構成:高山文彦だったら、『ガンンパレ(マーチ)』同様、きっちりとしたドラマを見せてくれると思います。
まぁ、桜美かつしの方はその後の『月姫』で評価が分かれましたが、シリーズ構成で高山文彦がついてるなら少し安心かも。

高山文彦は、いろいろな作品に関わっていますが、構成でなく、監督代表作は『ガンダム0080』。(隠れで『オーガス02』もありますが。 ^^;)
ガンダム正史の初インサイドストーリーとして、プレッシャーはあったと思いますが、安きに流れず、戦争の中の人間(特に、市民として子供側から見た)を、日常と非日常の対比を丁寧に描いた作品です。
これがあったから、更にグレードアップした『ガンダム0083』に繋がったようなもの。
こちらには高山文彦は関わってませんが、戦争と人間、戦闘、メカと、動く歴史の中の一瞬を重厚なドラマで見せてくれました。
両方とも必見の傑作です。(今更いわなくてもですね)

話がそれましたが、#1話では、自分の希望とは異なる部署(ファイター⇒レスキュー)に配属となり、完全にふっ切れていないわだかまりを抱えながら も、新しい仕事に前向きに取組もうとする主人公の姿を、初めての赴任地への行程、新しい土地でのとまどい、恋人とのすれ違い、周囲の人々との関わりを交 えながら見せてくれます。

Title3_002 新生活への準備を整えようと日用品を買いに街へ出た主人公は、昼食を取る店もない街にとまどいを感じながらも、コンビニで買ったパンを持ち、気持ちを切り替えるように、軽やかに自転車を海に走らせます。
海に向かう下り坂の先に見える空は、主人公の心を表すかのように、切れ目から晴れ間は見えているものの、全体としては、どんよりとした曇り空。

eagle1 kazu 海岸で雲間からの爆音に見上げる空には憧れていたイーグルの姿。それを見つめ続ける主人公の瞳。
脳裏に浮かぶのは、機種転換が決まった夜の、やるせない想い。
そんな主人公の心情に呼応するかのように、突然降り出す雨。

抑えた演技ながらも、主人公の微妙な心情が感じられる、作画・演出が好感もてます。

↑下から見ても、一発でイーグルとわかる特徴あるシルエット。
 とはいっても、とっくの昔に実戦配備の主力はイーグルに切り替わってます
 からね。これ以外ないってゆーか。
 ファントム無頼(by新谷かおる)も昔の話。(笑)
 ベトナム戦争後半の70年代にF-14トムキャットが実戦配備された後、冷戦時代
 の中、F-15イーグル、F-16ファイティングファルコン、F-18ホーネットとたて続け
 の開発競争華やかりし頃でしたね。
 ロールアウトから30年たってもTOPクラスのイーグルは、やっぱスゴい。その分
 めっちゃ高いですけど。(^^;
 NAVYの主力だったトムキャットはホーネットに切り替わって今年で全面引退
 だとか・・・時代ですね。

キャラ、CGメカ、背景美術ともよく描かれていますが、ただ、タクシーほか車がちょっと貧弱だったのが・・・。(^^;

着任した部隊では、いきなり上長に、かまされますが、それは目線の違いによるもの。

それぞれの立場になってみないと見えない、わからないものがありますが、自分のことでいっぱいいっぱいで、気負ってる新人君には、わかりづらいかな。
でも、うるさく言われるのは、反面それだけ期待されるってことですね。

但し、世間には年を経て実年齢だけはくっていても、仕事年齢はちっとも上がっていないのに、年だけで説教たれる○カタレもいますからね~。
ここらへんを見極めて、どこを自分の目標とするかが、どこまで成長できるかの鍵。
下の者が先に生まれた者を敬うことは当然ですが、それだけで何でも偉いってわけじゃないですからね。仕事は年齢じゃないし。気をつけましょう。

そして、新しい仕事への導入の日常を過ごす主人公に、初の災害救助帯同の場面が・・・ということで、次回、仕事の厳しさ、役割の重さと充実感を感じることとなるでしょう。

人生いたるところに青山あり。(説教くさいか ^^;)

自分の思うところをやり通すのは立派なことですが、憧れだけでは何もできません。

実現するためには伴うものが必要です。

実力もなく努力もしてないのに、あれやりたい、これやりたい、あれがいい、これがいい、とかぬかすのを身の程知らずと言います。
どんな仕事でも、目の前のことも満足に出来ないやつは、どこに行っても、何をやっても半端者。

例え、当初の道とは違っても、極めれば自分のとなります。

就職も決まって、春から社会人となる皆さんも、頑張ってくださいね。

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