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半分の月がのぼる空 #5「とめられた一分」

さて、予想とは裏腹に手術まで完了(結果は次回に引いてますが)しましたが、そこまでに至る過程が大仰に泣きを誘う演出でなく、淡々とそれぞれの想いを描いていることが逆に心に痛く泣けてしまいました。

05rika1 突然の発作で倒れた里香の応急処置は何とか済んで、かなり悪い状態とはいえ、一応の安定はしたものの、その状況に裕一に当たる夏目。
・・・あいかわらずです。(>_<)

たしかに何もできず、心配することしかできない裕一ですが、想い、想う人がいるからこそ強くなれることもあるんですけどね。
そんなことは夏目も重々承知で、だからこそ里香の深刻な状況に苦悩しているんでしょうし、思わず言いたくなる気持ちはわからなくもないですけど、思ってても言ってはいけないことはあるんですが・・・。
05natume人間、きれいなことばかりではないですが、それを他人にぶつけちゃ、お終いなんですが。
亜希子さんがケンカ売りたくなるのも、わからんでもないですね。

しかし、夏目の過去って・・・結婚してたのね。(^^;
死んだのは恋人かと思ってました。
05sayo それにしても、奥さん可愛すぎ。夏目にはもったいないかも。
夏目も、妖精さんなんてキャラちゃうやろ。臆面もなくよく言いますね。(笑)
で、夏目が心臓外科医を専門に選んだのは、奥さんの手術をするためか、それとも奥さんが亡くなったためか。
たんに医者の中で一番名誉職だからか・・・。
次回、亜希子さんに、ある昔話を語るそうなので、そこでわかるのかもしれませんが。

一方、亜希子さんの計らいで一分間だけ里香と会うことができた裕一ですが、その深刻な状況に耐え切れず、また病院を抜け出して、あてもなく夜の町をふらつきます。
05yu2 そして、そこに通りかかった美沙子さんに誘われるままベッドイン・・・まぁ、亜希子さんのおかげで未遂で終わりますが、まだ17歳の裕一が流されるのはしょうがないところでしょうか。(^^;

たぶん美沙子さんの方も東京でモデル業が今ひとつうまくいかないまま、父親の病気のことで田舎に呼び戻されて、重く抱えたものがあったからでしょうが、二人とも今の苦しさから目を背けるために、お互いに傷を舐めあってるようなものですね。
ときにはそれで癒されることもありますが、それは表面だけ傷がふさがったように見えるだけで、本当の解決にはなっていないことがほとんどで。

夏目の思い出す、重い事実から逃れるためのSEXも、見方によっては許せない行為とか裏切りとか言われるのでしょうけど、そういうことではないということも、わからなくもないですが、それでも、次に進むために一瞬の癒しが欲しいというのも有りとしても、身体を求めることに溺れてしまって、流されるだけの弱い精神ではいけないよ・・・と。

05akiko

だから、裕一にも、夏目にも、亜希子さんの言葉が痛いんですよ。(^^;

ところで、亜希子さんに無事(?)病院に連れ戻された裕一が夏目と屋上で話をする際、前回、裕一が里香の写真を撮ったカメラのフィルムが巻けなくなっていることが判明しますが、たぶん大丈夫でしょう。
05yu3写真を撮っているときは巻けてたので、多少フィルムが噛んでいても、暗室で開けば露光しないし、フィルムが折れていても1枚だけ無事に撮れていたってのが、うまい小道具の使い方ですかね。

また、”みゆき”ちゃんが持ってきた制服を里香に届けた際に、里香が手術の後で写真を見ると裕一に答える表情は印象的です。
05rika4 それは、生きて帰ってくるという想い、生きるための約束が欲しいからでしょうか。
指先に感じる想い・・・なにかEDの歌詞を思い出させます。(;_;)

05rika6 05rika5 そして、亜希子さんが裕一に語る、裕一の子供の頃の写真を手術室に伴う里香の想いには泣けてしまいました。
ただ、チボー家の人々の話は、ちょっと高尚すぎたかも。

さて、手術の結果は・・・手術室に入った母親が泣き叫んでないし、HPの次回あらすじでも、失敗はしてないようですが、夏目の言い様では、完全に成功したとも言いがたいようですね。
原作も完結して結末も読めばわかるので、あれこれ想像するのも愚かですが、一応の処置はできて普通の生活は送れるようになったものの、いつ壊れるか判らない状態は完治できなかったというところでしょうか。
いや、でも本編とは別に出てた変形版の方では、そんなではなかったよーな気も。
本編6巻のあらすじでも、二人で退院して二人で高校通う日常が描かれてるっていうし・・・。

それは、ともかく、

人間はいつか死ぬものです。
また、いつ死ぬかなんて自分には判らないものです。

それは、若いうちに亡くなることは平均的な寿命の時間から言えば、あまりにも短い悲しさはあるでしょうが、若かろうと年を経ていようと、亡くなる悲しさは同じです。
だからこそ、今ある時間を大事に生きることが何よりも大切ですね。
たとえ、いつかはその身が分かたれることになったとしても、魂は、想いは共に在ることはできるはずですし。

次回のサブタイ「僕たちの両手は」から思うことは・・・この両の手は生を信じ命を掴むためにあるもの。
生まれてくる赤ん坊は手を握り締めて泣き叫んでいますが、それは命を一生懸命握り締めています。
また、亡くなる人は、その掌(たなごころ)に自身の命を握り亡くなっていきます。
生まれいづるときも、死にゆくときも、この掌に命はある・・・。

さてさて、次回のラストをどのようにまとめてくれますか。

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» レビュー・評価:半分の月がのぼる空/5話「とめられた一分」 [ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン]
品質評価 20 / 萌え評価 13 / 燃え評価 6 / ギャグ評価 16 / シリアス評価 30 / お色気評価 13 / 総合評価 17レビュー数 30 件 突然の発作に倒れてしまった里香。容態は安定したが、これまでのように互いの病室を行き来することは許されなかった。隔離された二人の為に、亜希子は1分間だけ裕一が里香の病室に入ることを許可する。会いに来た裕一に取り繕った笑顔を見せる里香だが、衰弱の色は隠せなかった。ただうつろに街を歩き続ける裕一。そこに、裕一を呼び止め... [続きを読む]

受信: 2007年9月22日 (土) 15時50分

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