永久アリス輪舞曲 #10「The Quadrille」 & #11「Tarts」

大方の予想どおり、過去の記憶のない”ありす”の正体は、物語の中の少女。
しかし、その原因は有人が心の奥底に沈め隠した、ある想いによるもの。
そこに絡んでくるタキオンの画策・・・と、思いきや、裏切りの態を見せるリデル。

と、ややとーとつながら、劇的な展開になだれ込む2話。


■ #10「The Quadrille」

”ありす”の正体は、有人が書き綴っていた「終わらないアリス」の中の少女。

自分の記憶のないことに不安を感じていた”ありす”は、その事実をアスカに囁かれ、自分の願いを叶えるために”きらは”の物語を奪うことを決意することに。

10alice03 それは、有人が本当に好きだったのは”きらは”で、”ありす”はその想いを諦めるために作られた物語の中の代用品であったから。
そんな”ありす”の願いは、有人に愛される本当の存在として、現実に居続けること。

10ari03 その隠し続けた妹への気持ちを暴かれ、”ありす”から自分を選ぶか、”きらは”を選ぶかの選択を突きつけられた有人は動揺し、自我を失う一歩手前のような状態に。
まぁ、妹萌へぐらいなら許されるけど、邪な感情を抱いていたら問題ですからねぇ。
でも、やりたい盛りの思春期の少年なら、少しぐらいの妄想なら許されるか・・・ダメですか?!(^^;

それはともかく、今更そんなこと暴露されても、それでは先週までの”きらは”ちゃんの切ない想いは、どーすればいーの?
ということにはならずに、”きらは”ちゃんの方は、愛情は愛情、お兄ちゃんはお兄ちゃんと、心は強く立ち直っているようで、この展開にも心惑わされません。
むしろ煽ってるのは、”きらは”ちゃんへの報われない想いを抱えたキサちゃんの方。(^^;

10alice04 で、問題は優柔不断に決断できない有人の方で、”ありす”を選ぶ一言を言えないばかりに、この世に留まる意味を失くした”ありす”は自分から現実世界から姿を消していくことに。

10alice05 しかし、そのときタキオンの声とともに、BOOK型をした透明な棺に閉じ込められた”ありす”の姿が・・・。
で、次回に続く。

ところで、過去の記憶がないはずの、”ありす”が持っていた子供の頃の記憶(昔からあるお店や子供の頃に住んでいた家など)は、有人が書いた物語の中の描写か、これまで物語を奪った少女達の記憶のどれかですかね。
ただの記憶違いではなく、有人の子供の頃の思い出と同じ、物語の中の記述と同じという表現があった方が、伏線が効いてよかったかもしれません。
10ari01 ”ありす”の記憶の食い違いに気づいた有人が、別れ際に橋の上で「ごめん・・・」と呟くのが、若干それかもしれまんが。

【 今週の1枚 】
10kisa02 ”きらは”ちゃんの危機を感じたキサちゃんが、図書館前に現れた理由。
それは”きらは”ちゃんの危険を感知するアンテナって、どこぞのパクリですかぁ?(^^;

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■ #11「Tarts」

11alice01 ”ありす”を閉じ込めたBOOK型をした透明な棺は、消えうこうとする”ありす”を留めるために使われたリデルの力による封印。
それを前にして、「終わらないアリスの物語」に関する自分の思惑と、”ありす”を助けるために物語の完成を強要するタキオン。

11kisa01 その状況に、”きらは”を倒して物語を完成させようと刃を向けるキサちゃん。
でも、それは偽りの表面で、本当の心は”きらは”ちゃんに自分を倒してもらい、物語を捧げること。
少女の自己犠牲は美しいです。(涙)

11kisa11 キサちゃんの物語。
それは、子供の頃からあまりにトロくさくて、実の母親からも疎まれ愛情を掛けてもらえなかったこと。
11kisa12 親から愛されない子供は生きる意味を見失ってしまいますが、それを救ってくれたのが自分に向けられた”きらは”ちゃんの笑顔。

自分の思い通りにならないからと言って、愛情を持ち得ない親は最低ですが、それ以前に社会性も父性も母性も持ち合わせない未成熟な者が、生物学的な享楽だけで子供作りまくってるのも多いですからねぇ~。
そんなやつらを育てた上の世代や時代にも責任はありますが・・・。

そんな悲しいけれど、”きらは”ちゃんとの大事な物語を失わないためには、物語を有人に書き写してもらって、再びキサちゃんの中に返すこと。
11kisa02 しかし、そんなキサちゃんの想いも、”きらは”ちゃんの必死な願いも、動揺して混乱したままの心の有人には届かずに、キサちゃんの物語は、想い出は消えてしまうことに。
優しさと心の弱さは紙一重ですからね。

11takion01 そんな有人の腑抜けた姿を叱咤する”きらは”ですが、現実の辛さに精神崩壊を起こしかけている有人は、悪夢のような白昼夢の中でタキオンとリデルの真実、タキオンの目的の真実を知ることに。

11ridel02 11ridel01 そして、これ以上、物語の完成に役に立たない有人の存在を消すことをリデルに命令するタキオンですが、リデルのスティックが向けられた先は・・・タキオン!

11ridel 愚かにも絶対の自信を持っていたタキオンが狼狽する様が笑かします。(^^
女を自分の所有物のように思っている男は、女の笑顔の下で、いつかしっぺ返しをくうのですよ。
あぁ、こわい、コワイ。(笑)

なかなか、ぐちゃぐちゃな展開になってきて、けっこうよろしいです。
LAST2話、上手にまとめてくれればいーですが・・・。

【 今週の1枚 】
11kiraha01 やはり、キサちゃんを救った”きらは”ちゃんの笑顔しかないでしょうか。
それだけで救われる人がいるのです。
他人に対して優しい心でありたいですね。
もちろん、不正には相応の罰を与える必要がありますが。(^^;

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永久アリス輪舞曲 #8「Croquet-Ground」 & #9「TURTLE'S STORY」

毎度のごとく定期的に書く時間がないので2話セットでいきます。(^^;

■ #8「Croquet-Ground」

08kiraha01前回ラストで、お兄ちゃんのことを少しふっきったよーだった”きらは”ちゃんですが、やはり人の心はそう簡単にはいかないもの。
今宵見るは夢の中でのお兄ちゃんとの禁断の恋.。
それは求めてはいけないもの、許されるはずのないこと・・・夢から目覚めた”きらは”は我が想いに涙します。

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と、それは新たなアリス能力者”アスカ”が見せる人の心の奥に潜む欲望とも言える願望を暴きだしたものなのですが・・・。全国のお兄ちゃん属性の人には、たまりまへんでしょうね。(^^;

しっかし、今回は見事にインモラルな香りプンプンです。
08kirakisa01 08kirakisa02 冒頭の”きらは”の夢といい、有人への想いを無理やり忘れようとキサちゃん家にお泊りに行って、二人でふざけ合う百合っぷりといい、今週のもう一人のアリス能力者”ミカ”の隠された物語といい。

”きらは”ちゃんに有人の当て馬にされたキサちゃんは、、ちょっと可哀相かも。
まぁ、この娘だったら、わかってても喜ぶからいーか。(^^

08mika01 一方、ミカのデザインのモチーフは、見てのとおり赤ずきん
幼い頃のミカは一緒に遊んでくれるお兄ちゃん(おじさん?パパ?・・・ますますヤバイ ^^;)のことを信じきって、ブランコで一緒に遊んでいたところを、

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「もっと楽しいことをしようか」

と誘われて・・・悪い男のオオカミに喰われちゃったのね。パックン。
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現実に受けた子供の頃の心のキズが、それを庇う心の物語を生み、アリス能力をもたらしていたため、物語を失うと同時に、それまで抱えていた心の痛みも消えることになりますが、それは同時に心も失うこと。
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まるで心がからっぽになったみたい・・・

と言うミカは、まるで魂の抜け殻、心のない人形のような表情です。
その一連を見ていた”きらは”ちゃんは、自分の醜い心から解放されるためには、自分の物語をアスカに奪わせれば・・・と、一人深夜の図書館に。

そこを、身を挺して救ってくれた有人。

(兄としては)きらはの気持ちには応えられない・・・でも、誰よりも大切に思っている。
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有人のその優しい想いが込められた言葉に、妹としての自分に、ただ涙するしかない”きらは”。
人を想い恋うる心は大切ですが、黙って忍ぶ恋もありますよね。
そのような想いが人を成長させてくれると思います。やがて、大きく広く包み込むような愛に変わるまで・・・。

しかし、てっきり物語後半はタキオンの手先として、リデルさんが絡んでくるかと思いましたが、別のヒールを配置しましたか。

【 今週の1枚+1枚 】
08kisa01 きらはちゃんの食べたとこ、一際おいしそうですの~。
間接キスですの~。

・・・こらこら。(^^;

08kisa02 お兄ちゃんのことを思って食欲のない”きらは”ちゃんが、一口食べた自分のパフェを勧めたところに、キサちゃんの妄想独り言。
しかし、そこをキリカ先輩に先に頂戴されて怒りの炎メラメラ。(笑)


■ #9「TURTLE'S STORY」

すっかり、悪役で登場したアスカの今回のターゲットはキリカ先輩。
キリカ先輩のアリス姿が子供なのは、幼年期の何かが原因だと#3話の初登場の際に自分で言ってましたが、その理由が今回明らかに。

事故死した両親から英才教育を受けていたキリカ先輩は、子供の頃から飛び級で大学に入るほど優秀でしたが、それゆえに同年代の友達もなく、愛想笑いもしない子供は周囲からも避けられる存在。
09rolina 一人で過ごすそんな日々に現れたのは、同じアリス能力者、メルヴェイユスペースへの鍵を持ったロリーナ。

他人とは違う、同じ秘密の能力を持った者どうしが仲良くなるのは時間がかからないもの。
幼い魂の二人だけの時間を共有する日々が過ぎてゆきます。

まぁ、なんでキリカ先輩が既に子供の頃から、アリス能力者だったのかという疑問は残りますが、心の物語のキーワードは心の傷、隠された想いのようなので、 やはり疎んじていた両親とはいえ、事故で一度に亡くしたことは、表には出なくとも、子供にはかなりの傷だったとゆーことでしょうか。

さて、そんなある日、教会でかくれんぼをしていた二人ですが、鬼役だったキリカ先輩は、ロリーナが隠れていた棺のふたを、ほんのちょっとしたイタズラ心で閉じてしまいます。
09ba しかし、あわてて泣きだすロリーナを見たら、すぐに開けるつもりだったところが、そのとき教会に入ってきた数人の男達によって運び出された棺は、そのまま火葬場の中へ。
09kirika01にまかれる狭くて暗い棺の中に入ったままのロリーナは・・・。

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って、前回のインモラルなネタに続き、今回は間接的とはいえ大切な人を焼き殺した(!)、犯した罪の贖罪ネタで、さすがにそれはまずかろーという、重 い過去かと思ったら、実は棺が火葬場に入れられる前に、ロリーナは棺の中に気づいた大人たちから助けられていたということでした。(^^;
だいたい、祭壇の前に置かれている棺の中に隠れるということは、中は空だったということで、本当の葬儀の際に分かるでしょうが、火葬場の前で助けられていたということは、何かのセレモニーで使ったものを焼却しようとしてたのかな?
ただのコンテ失敗かもしれませんが。(笑)

09lolina02 それでも、一歩間違えばかけがのない大事な友達を殺してしまうところだったということと、そのためにロリーナに友達であることを否定された精神的ショックは、キリカ先輩の中でロリーナの存在を死んだものとして消してしまいます。
09kirika02それが、死んでもいない、墓もないロリーナの毎年の命日に花を供えるという行為をキリカ先輩に続けさせることに・・・。

そんな心の奥に秘めていた闇をアスカに突かれたキリカ先輩は物語を奪われてしまい、自分の心を誤魔化していた罰、子供の頃に負った傷からの逃避を止める頃合だと自分を納得させようとしますが、有人は
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それは逃避じゃない。自分の心を救うための物語だったんだ!

とキリカ先輩に告げます。
自分の心に正面から向き合う強さは必要ですが、傷ついた心を癒す時間は必要でしょう。

09alice01 そして、今回、アスカの技が効かなかった”ありす”には、過去の記憶がないことが判明します。
とゆーことは、永遠の少女=アリスとして作られた存在、ホムンクルスとか?
または、物語の中の少女が実体化した存在とか。
本当の魂を得るためには、人間として傷つくのが当たり前の、少女達の心の物語を、哀しみを、そしてその先にある喜びを得るための本集めでしょうか。
言えば、いろんな人たちの経験値をまとめて一つの人格を作り上げるってとこかな。
残り4話で、どう落とし前つけてくれますかね。

【 今週の1枚 】
09alice 今週のアリス能力者”トウコ”・・・能登ですよ、能登。
なんちゅーか、声で一発でわかっちゃいますね。
でも、チョイ役、やられ役。(^^;

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永久アリス輪舞曲 #7「A Tea Party」

前回の有人と”ありす”のKISSで二人の関係が微妙に変化したことに思い悩む”きらは”。
戦いの最中も、”ありす”を心配する有人の姿を見て危機に陥りかねないぐらい深刻な様子。

07kisa1 07kiraha1 そんな”きらは”を心配するキサちゃんは、人込みや他人と話すことが苦手な自分を顧みず、”きらは”を連れ出して元気づけようとします。

キサちゃんの人ごみが苦手な理由は「自分の波やリズムを人に押し付ける」からだそーですが、他人とうまくコミュニケーションを取る術は身に付けないといけないけれど、たしかに世間には無神経な輩が多すぎますからね~。

公共のスペースには自ずとマナーが存在しますが、自分の空間と公共の場の区別をつけられない人が多いこと多いこと。
繊細な人には耐えられないことも多いことでしょう。

そんなキサちゃんの想いに少し元気づけられる”きらは”ですが、有人と”ありす”の二人の姿には、まだ悲しくて心穏やかになれないご様子。

そこで、今度は”ありす”を呼び出して、”きらは”の想いを代弁して状況を打開しようとするキサちゃんですが、
自分の気持ちに気づいた”ありす”もキサちゃんにはっきり言います。
「あたしも彼が好き」

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その言葉に、自分には何もできないと落ち込むキサちゃんは雨に打たれて倒れてしまいます。

そんな自分のために一生懸命なキサちゃんの姿を見て、”きらは”もお兄ちゃんへの想いは大事にしても、せめて”ありす”のことを、他の人を疎んじて自分の心を閉じるのは止めようと思ったようです。
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でも、まだまだ機嫌ななめなのはしょーがないですよね。(笑)

「やっぱり、お兄ちゃんのことを思うとイライラするぅー!」
「きらはちゃんのイライラはキサのイライラですのーっ!」

そんな二人の前に、チョイ役の今週のアリス能力者が敵わないのは道理。
「ちょーど、いいですのー!」
「このイライラをぶつける相手が欲しかったところなのぉー!」

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07aritoそして、相手を倒したところに現れた有人の足を踏んづけて
07kiraha_kisa2 「あとは、よ・ろ・し・くっ!」
とキサちゃんと飛び去っていく”きらは”は、ちょっと大人になった・・かな?(^^

「ぷーんだっ!」(笑)

どうやら、タキオンの思惑どおりにはいかないよーですね。
みんな、惑わされない、それなりの強さを持ってます。

しかし、一生懸命、揺れる女の子の気持ちを描こうとするスタッフの気持ちは伝わってきますが、今回は画のヘタレが残念でした。
何とか持ち直してほしいものです。

【今週の一枚】
07kisa8 07mizu2 ”きらは”を元気付けるために誘ったプールで”きらは”が着ていた水着を前にご満悦のキサちゃん。

lこんな娘に簡単に自分の水着あげたらいかんよ。 07mizu (^^;

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永久アリス輪舞曲 #6「A Pig」

日時も場所も書いていないお茶会の招待状の理由を確かめるために、夜の図書館に向かったメインキャラ5人。

ここのところ、まともなアリス能力者にお目にかかれてないと言うキリカ先輩ですが(確かに! ^^;)、そのとき影のように通り過ぎた三月兎の声を追いかけるうちに、誘われるように鏡の中の世界に入り込んでしまった有人と”ありす”。

消えた二人を探して、”きらは”、キサ、キリカ先輩も後を追うように、鏡の中に入りますが、有人と”ありす”とは別の世界へ。
そこは、あまりにもシュールな落書どうぶつの森。(笑)
a1 がおーっ!



a2 ぱお~ん。



a3 うっきーっ!



a4 ・・・えーと、ウサギはなんて鳴くんでしたっけ。
ウサうさっ?(^^;



co1co2 なにはともあれ、アリスの物語と同じように、どうぶつ型のクッキーを食べることで、追いかけてきた動物を消して、無事脱出する3人。

さて、一方”ありす”とともに迷い込んだアルファベットの文字の森で、草木の檻に捕われる有人。
そこから抜け出るにはアリスの物語にあるように、心からのキスkiss必要。
とまどい、恥じらいながら、有人の頬へキスする”ありす”。
それは、心からのキスでないため草木の檻には何の変化も起きません。
そして、今度こそ二人は心からのキスを・・・。

なかなか展開的には、うひゃーっと、こそばゆくなるようなドキドキの展開。

と、それぞれ鏡の中の世界を抜け出した先は、アリスマスター(^^;)と呼ばれるタキオンの屋敷。
そこはタキオンが作り出した別次元だそーで。
とうとうと状況を説明し、みんなを言いくるめるタキオン。
本当の目的は自分の願いを叶えるために、新しい展開を後押しして、有人たちに物語を集めさせるため。
騙されているともしらず協力する気になる有人と”ありす”。

うーみゅ、本当に腹黒い人ですね。
だいたい猫なで声で語りかける人ほど何考えてるかわからないって。(笑)

【 今週の1枚 】
kiraha お話の冒頭で、アリスの物語やその作者のタキオンのことで話が弾む有人と”ありす”の間に入って、お兄ちゃんを取られまいとする”きらは”。

 

でも、今回の事件で急接近したらしい有人と”ありす”の仲に複雑な気持ちのよーで・・・。

次回以降、タキオンの策略で仲違い波乱がある・・・のかな?(^^

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永久アリス輪舞曲 #4「Little-Bill」&#5「A Caterpillar」

画は一話の中でも、びみょーに良くなったり悪くなったり、なかなか安定しませんが、お話の方は、このままジャンプ系バトルに続くかと思ったら、通常のアリスロワイヤルとは趣を変えてきた二話。

■ #4「「Little-Bill」

akane2 「ごんっ!」

うぉおおおおっ?!
天然系ツンデレっすか?(笑)

akane1 akane3 akane






方向音痴も度を越して、アリス能力者の世界に迷い込んできた”暁アカネ”。
実は「アンデルセン能力者!」(←ってなんだよー!? ^^;)

その能力の炎を操り、父親に母親とともに置き去りにされた悲しい記憶に繋がるアリスの物語を燃やし尽くそうとアカネ。
それを止めようとする”ありす”と”きらは”ですが、力の差は歴然。
それもそのはず。力の源となる作者の才能が大きく影響するとキリカ先輩の冷静な分析。

「豊かな想像力(創造力)に恵まれ生涯を通じて多作だったアンデルセンと、たった数冊の物語しか残せなかったタキオン。」
「その才能の差は圧倒的な力の差となる。」

・・・可哀そうなルイス・キャロル。いや、タキオン
本人も自覚してるみたいで、アンデルセンの話なんて聞きたくないみたいですが。(^^;

saki1 さすがのアンデルセン能力者も、きらはちゃんLOVEのキサちゃん百合パワーには敵わず、心の物語を開かれてしまいますが、アリスの物語には繋がらないと悟った有人から物語を返してもらいます。その物語の記憶だけを有人の心に残して。

【 今週の一枚 】
saki 「キサも、きらはちゃんが有人せんぱいの事ばかり言うと燃やしたくなりますものぉ」
「うふふ・・・」

アリスの物語を燃やすアカネの行動に対して、

「あたしもお兄ちゃんが、あんまりアリスのことばかり言うと
本燃やしたくなるときがあるなぁ」

の”きらは”の言葉を受けたキサちゃんの恐いセリフ。(^^;

■ #5「A Caterpillar」

d1 今回のアリス能力者は有人をタキオンと思い込んでいる”デリーラ”。
それは、有人の「心の物語を書き写す能力」を目撃したことから始まります。

デリーラに自分の部屋に招かれた有人は、お話をせがまれて話すうちに、拙いお話を喜んで聞いてくれるデリーラに嬉しさを感じていきますが、実は、デリーラは、甘い言葉で愛を囁いて玩んだ末に姿を消したタキオンを、ずっと待ち続けて80年も前に亡くなっていた女の子の霊

有人がタキオンと違うとわかっても、有人の優しさに癒され、有人の来るのを心待ちにしているデリーラ。
有人もデリーラの妖気に囚われて(本当は無意識にデリーラの悲しみを感じていたのかもしれません)、足しげくデリーラの元に通います。
事情を知らず、有人の行動にスネる”ありす”と”きらは”は笑かしますが。

「きらはも病気だもん。お兄ちゃんに会えなくて寂しい病ですっ!」(笑)

でも、デリーラはしょせん、この世の者ではない存在。
このままでは、有人の精気が弱り衰弱してしまうため、デリーラのいる、この世とあの世の境にあるメルベイユスペースに有人を助けに行く、ありす、きらは、キリカ先輩。
d2 有人を奪われまいとするデリーラとの戦いを制して、デリーラの心の物語を開く三人。
既に、この世の者でなかったデリーラは、その哀しい物語を有人に託して消えていきます。
d3 「わたしの時を・・・わたしの物語を。」
「わたしという女の子を・・・あなたの物語に刻んで・・・。」

それに涙ながらに答える有人。
「君の想い・・・大切な物語。ボクがしっかり伝えるよ。」

そんな出来事には関せず、創作意欲を掻き立てぬ者に価値はないなどと言って、リデルに手を出そうとする、全ての元凶のタキオン。
takion
「わたしを・・・刺激してくれ・・。」

愛欲の権化みたいな人っすね。(^^;

【 今週の一枚 】

画よりもセリフが印象的だった有人の一枚。

arito 「ボクは彼女の心の物語を読んだ。」
「待ち続けた日々・・・80年分の物語。」
「ボクはそれを読んで・・・・・・泣いた。

それは、「薄らぐ愛」の花言葉も知らず、タキオンから贈られた一輪の黄色い薔薇を一心に大事にしていたデリーラの哀しい恋の物語。

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お姉さまがっ?!~永久アリス輪舞曲 #3「Caucus-Race」

うみゅ?うむむ・・・

今回の評価は 30%アーーップぅ!

画は#2話から、このままヘタれるかと思ったら、意外とキープ。いや、逆によくなったかも。
それより、今回はアリスロワイヤルのバトルもなく、くすくすウププのライトコメディタッチが楽しめてよろし。(^^

kirika 今回のアリス能力者は、学園の才女、女生徒の憧れのお姉さま 篝木キリカ 先輩。
さぞや、ヅカ系のアリスかと思いきや、いひょーを突いたチビキャラ・アリス

kirika_alice1 いやー、これはオジさん参ったな。
一本、裏ツボを見事に押されちゃったよ。(笑)
kirika_alice7 kirika_alice6





↑どっひゃー?!って感じ。ワるきゅーの逆Ver.みたいな。(^^

そんなキリカ先輩は、バトルではなく、有人の”心の物語を書き写す”能力を調査したいとゆーことで一芝居。
あっさり画策にはまった有人(素直な優しさによるところもありますけどね ^^)は、興味のあるものに出会うと光るブレスレットを着けてモニター調査。

有人の興味のあるもの=好きなもの、とゆー思い込みで、ブラコンの”きらは”ちゃんは、お兄ちゃんの好きなものを求めて、有人を連れて街にお出かけ。
自分のおめかしを見て光るブレスレットや、好きな絵画を見て嬉しそうにしている有人の腕で光るブレスレットに、すっかりご満悦の様子。

しかし、とーぜん、そこは、お約束。
美術館で、ばったり”ありす”と出会った後、三人で連れ立って街を歩くなか、有人と”ありす”の談笑に光るブレスレット。
kiraha むーーーっ!っと対抗意識を燃やして、お兄ちゃんの好きなものを探して二人を引っ張りまわす”きらは”ちゃん。


aice 最初は、お姉さんの余裕でかわしていたものの、そこは女の性(さが)。(^^
いつしか、受けてたって、こちらも有人を引っ張りまわす、”ありす”。

後は、お決まりのドタバタ応酬。
いや、しかし、”ありす”と”きりは”のムキになってるところが楽しいです。

【 今週の一枚 】
nikukyu ぷにぷに肉球。(笑)
neko

”ありす”が有人に見せた、これを境に、女のバトルは更にヒーットアーーップ!

rival あらら・・・(^^

 

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百合の花咲く~永久アリス輪舞曲 #2「Tears」

はい、やっぱり#2話目にして、早くも画が荒れてきたよーです。
トライネットの制作じゃ、しょーがないでしょーけど、もちょっと頑張ってほしいですね。

kisa お話の方は、#1話から、その片鱗を見せていた、きりはちゃんLOVEキサちゃんの花咲きまくり。(笑)
ここで、愛ゆえに敵対すれば、まだドラマチックでしょうが(←神無月の巫女かいっ ^^;)、華やかな彩の花なので、心の中で、しっかり計算して仲間になっちゃいます。
でも、実は、こーいう娘が一番こわい。自分の愛、信念に忠実だから、相手のためと言いながら、自己愛のために行動しそう。

しかし、こーして、キャラ紹介の度に仲間が増えたんじゃ、5~6話あたりで敵対チームが出てきそう。
それとも、タキオンの思惑の手先としてリデルお姉ーさんの掌で踊らされるのでしょうか。
お話の決着の鍵となりそーな有人の”心の物語を書き写す”能力も発現しましたし。

Walice 「お話をきかせてぇ。」
「とびきりおもしろいお話をねぇ。」

いやいや、双子のアリスさえいれば、じゅーぶんですか?(←ダメじゃん:笑 orz

今週の一枚
nami_f 今回のゲスト・アリス能力者ナミの素顔。
(たぶん)兄の死に心が壊れていく母を癒すために、髪を切り、兄に似せた姿になろうとする場面。
でも、母の眼に映るのは、それは、もはやナミではなく、還ってきた兄そのもの。


nami_m 鏡に映る自分に見るのは兄の面影。
その面影に似せて、手にする鋏で一房ずつ髪を切るたびに、鏡に写る兄の姿に近づいてゆく自分。(⇒すっかり髪を切って母の前に現れたときのナミの姿

自分の姿は実像?虚像?
鏡の前で兄の姿となったときに、鏡の中に閉じ込めてしまったのは自分の心・・・。

nami こーいう設定よくあると言えばあるけど、健気な少女の心が切ないのです。
アリス・ロワイヤルへの参加は、母の心を、自分の存在を取り戻すための想いゆえだったのでしょうか。

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永久アリス輪舞曲 #1「A Rabbit Hole」

さて、関西地区で新春新番TOPを切って火曜深夜に始まりました
鍵姫物語 永久アリス輪舞曲』。

内容は原作付(読んでませんが)なので、あまり言わない方がいいでしょうが、「終わらないアリスの物語」のために、アリスロワイヤルで、それぞれの心に秘めた物語を奪い合うアリス能力者の少女たちの物語。(”物語”が多いっ ^^;)

同級生に妹に先輩に、妹の同級生まで、実はみ~んなアリス能力者だったという、お約束みたいな設定。(ここらへんは、公式HPにもあるので、ネタばれではないよ・・・ね)
狙ったよーなデザインに、狙ったよーな設定、狙ったよーなキャラ配置と、さすが介錯原作。サービスてんこ盛りの感じ。
「アリス」をモチーフにしてるだけあって、デザイン、設定はロリポップでキュート(*'‐'*)
でも、このデザインでは、画がちょっと荒れそーですかね。
色彩設定は透明感があって好きな色使いです。

雰囲気は、『ワるきゅー』ほど軽くなく、『神無月の巫女』ほど重くなく、程よい感じでしょうか。

aliceアリスロワイヤルの戦いは、鍵型のスティックを相手の胸に突き刺して、心の扉をこじ開けて、秘めた物語を読み奪うものらしいですが、力づくっぽいのが、ちょっとHぃです。(〃ー〃)    

⇒ヒロインの有栖川ありす。
バトル中は、ちょっとツン系入ってます。(^^


alice1昼間は中学2年生の女の子。
同級生で主人公(?)の有人と一緒に、図書室から走って出て来た後に、思わず繋いでいた手に、今更ながら恥じらう仕草。狙ったよーな行動に、狙ったよーな性格の女の子らしいとこは、キャッチー。(笑)



sister 一方、妹の”きらは”は、少し生意気ざかりのブラコンお兄ちゃん子。一つ年下の中学1年生。
”ありす”の訪問に、お兄ちゃんを取られて、ぶーたれてます。




それにしても、アリス能力者はアリス能力者を知るってのは、百合百合を知るってのに、通じるものがあるのでしょーか。いやいや・・・。

思わせぶりな双子アリスは、かないみか と 金田朋子だし、物語の鍵となりそうな「終わらないアリス」の作者のタキオンは子安の妖しい声だし。(^^;
普通に楽しめそうな番組ではありますので、ヘタれないことを祈ってます。

【今週の1枚】
alice_moon 有人が初めて”ありす”を見つけた瞬間のカット。
(ちとピンボケですが)
パターンではありますが、月をバックに舞う姿は1枚絵としても美しいかも。
ちなみに、アリス能力者なので、ネコ耳ではなく、うさぎ耳です。(^^


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